設立趣旨書
| 近年、日本でも離婚件数が増加の一途をたどっています。それに伴い、未成年者の子どものいる夫婦の離婚も増え、両親の離婚紛争に巻き込まれ、傷つく子ども達の数も増加しています。 多様化する現在社会おいて、離婚も珍しくない時代になりました。しかし、現在の離婚制度や離婚観の中には、まだまだ昔の離婚概念『離婚イコール親子関係の解消』を引きずっており、離婚問題の解決の方法も昔の制度が色濃く残っています。 また、離婚後に離れて暮らす親と子どもの交流もタブー視される傾向が根強く残っています。 子ども達が成長していく過程では母性も父性も両方大切であり、夫婦がそれぞれ理解し、子どもの立場にたって、その家庭にとってのベストの離婚形態を選択し、親自身で子ども達の精神的なサポートをする必要があると考えます。 しかし、離婚問題に直面し、孤独・不安に悩んでいる親にとっては、先々の事や子どもの事まで考えが回らない事もしばしばあります、また、周囲の人間には理解されない苦しみもあります。 その様な状況を鑑み、我々、離婚経験者の集まりである当会では、まずは当事者の心を落ちつけ、紛争を緩和し、両親の離婚に巻き込まれる子ども達に不安感を与えないようにする必要があると考えます。 その為には、親への精神的なサポートが必要であり、離婚問題や離婚後の問題に関する相談活動や情報提供活動などを行い、離婚紛争を緩和し、離婚後もより良い親子関係が構築出来るように推進し、子ども達の健全育成を図る必要があると考えるようになりました。 そこで、各人のエゴや思惑に翻弄されず、純粋に子ども達が健全な成長が出来る環境を作る為に活動するには、非営利で社会的にも法律的にも認知された団体が必要であり、特定非営利活動法人の設立を決意致しました。 |